30代まで放っておいた親知らず、どうしたら良いの?
歯の一番奥にある親知らず。
人によっては生まれつき無かったり、表に出ないままだったり、
生えている方向が横向きだったりと様々なパターンがあります。
「虫歯になることが多いので抜いた方がよい」と言われている事が多く。
30代になり、仕事も落ち着いてきた頃に「そういえば・・」と思い出してご相談頂くことも多いんです。
一番放っておいて良くないのは、周りの健康な歯に影響をあたえる場合です。
生えている方向が横向きでだんだん手前の歯を押してしまっていたり、
気づかないうちに虫歯が進行していて膿んでいるという場合。
気づかないうちにというのが厄介で、口臭の原因になってしまっていることもあります。
30代の方でここ数年、歯科に行っていないという方は、
口臭チェックも兼ねて現在の歯の状態を把握してみてはいかがでしょうか。
顎関節症?気づかないうちに歯を食いしばっている?
歯の食いしばりについて、実は自分が食いしばり癖があることに気づいていないという方が多いです。
食いしばりが多いケースとしては、眠っている間に起きているということが多いからですね。
あれ?歯が小さくなったような・・・。
あれ?なんとなーく歯と歯のかみあわせが変わったような・・・。
という方は顎関節症の恐れがあるので要注意です。
歯がすり減るほど強い負荷が歯にかかっているということは、
その分、顔の筋肉も使っているということです。
歯ってかなり固いので、それがすり減るということは
相当な負担がかかっているということです。
放っておくと顎の位置がずれたり、噛み合わせが変わるということも
あるので、もし顎の動きが変だな?大きな口を開けて笑えないということがあれば
早めに受診をオススメします。
赤ちゃんの歯磨きどうしてますか?
学生だった子がお母さんになり、当院へ赤ちゃんを連れて来られると
「月日が過ぎるのは早いな〜」なんて感慨深くなってしまいますが、
若いママさんからよく頂く質問をご紹介します。
赤ちゃんの歯磨きってどうするの?
生まれたての子は歯がない・・・。
でも生えてきたらどのタイミングで?どうやって?
と不安になるママさんが多いようです。
赤ちゃんによって個人差はありますが、
生まれて半年ほどでお口の下からニョキ〜!と可愛らしい乳歯が顔を出します。
子供の成長を嬉しく思いながらも歯磨きはどうしようと頭によぎることでしょう。
たとえ、1本でも歯があれば歯磨きが必要です。
固形物を食べない母乳の時でも必要です。
最初はワンワン泣いてしまうのは当たり前です。
お母さんも慣れが必要です。
まずは1日1回からスタートし、
「あ、これは毎日やるものなんだ」と覚えさせることが大切です。
そして次第に自分からお口をあけてくれるようになります。
(この瞬間がたまらないとか☆)
今は便利な時代で、
通販で子どもようの小さなフロスや、
1本用の歯磨きなど子ども向け歯磨きグッズが盛りだくさんです。
小さなうちから口腔ケアの習慣をつけていきましょうね。