乳歯の虫歯、どうせ抜けるから・・は危険
昔に比べ、おうちで行う歯のケアがよくなってきたことで
虫歯のお子さんはずいぶんと減りました。
ごくまれに、こんなご質問をされるお母様がいます。
「子どもの歯は乳歯だから虫歯で放っておいても抜けたら大丈夫なのでは・・・」
答えはNO!!
虫歯を放置したままにして、子どもの頃の早い時期に歯を失うと、
その後に生えてくる永久歯の歯並びの乱れにもつながることもあります。
虫歯は菌によっておこります。
放置したままで永久歯が生えてくると、
新たな虫歯や歯周病で永久歯を失う環境にもなりかねません。
ひどい場合は、虫歯を長年放置したことにより
感染症が起きて頬がボンボンに腫れてしまったということもありました。
抜けるから・・・・という理由で、
虫歯を放置してはいけません。
きちんとしたメンテナンスとお手入れ方法が永久歯が良い状態で生えてくる環境の第一歩です。
イタイ・ツライ・嫌な思いをお子さんにもさせないように
親御さんも一緒にお子様の口内環境を守っていきましょう。
口臭のキツさで第一印象を下げていることも・・
歯の黄ばみ・汚れや歯並び、
見た目に関するお悩みは年々増えていますが、
この2つを押さえて、増えているお悩みがあります。
「口臭がキツイ」
確かに、歯並びが良くて真っ白で美しい歯でも
近くで会話をした瞬間・・・うわぁ・・・(゚д゚)!
となっては元も子もありません。
口臭というのは本人ではなかなか気づかないもので、
なかなか人にも「口臭キツイよ!」というのは・・勇気がいりますよね。
(家族でも指摘するのは気を遣う・・・)
虫歯や痛みがなくても定期的な健診で
口臭の原因となる歯石や汚れを取ることも
第一印象を良くすることにつながります
(歯の健康にももちろん最適)
定期的なメンテナンスで健康な口元と
爽やかな息もケアしていきましょう♪
ピッタリ合っていない銀歯の危険性
10月に入り秋の気配もうっすら感じられる気候になってきましたね
年末に近づくにつれて、
歯のお手入れをする方も増えてくる季節です。
(年末年始は健康な歯で過ごしたい時期ですもんね)
さて、その中で特に多いご相談が『被せ物』です。
以前保険診療で治療した銀歯がピッタリと歯の形にあっていなくて、
その間から細菌(虫歯の原因)が入り、
銀歯を外すと虫歯の温床になっていた・・・・
ということがあります。
被せ物を変えたから「ハイOK!」ということにはならず、
根本的な菌を取り除く治療をした上で、
ピッタリと合う被せ物をするという手順が必要となります。
長年放置していると、
歯の根っこまで菌が増えてしまい、
最悪の場合、歯を抜かなければならないことも・・・。
そうなる前に、定期的にメンテナンスをして
健康な口元を保っていきましょう。