お子さんの冬休み期間中のお菓子にご注意
冬休みに入ったお子さんも多いこの時期。
クリスマスパーティーに外食先でもらえるお菓子など
お子さんのお菓子を食べる頻度は大丈夫でしょうか?
学校にいる時間はお菓子を食べれる時間が無いので
お母さんも安心ですが、冬休み期間中は要注意です。
いつでもどこでもお菓子が食べられる状態ですと
虫歯菌の大好物の砂糖によって、
虫歯の原因となる酸を作ります。
毎回お菓子を食べたらすぐ歯磨きをするお子さんは稀かと思います。
歯磨きができない場合はお菓子を食べたら水で口をゆすぐと良いでしょう。
「お菓子を食べたら口をゆすごう!」という声掛け一つでも
お口の環境は変わります。
お子さんの歯の健康は大人の方も一緒に守っていきましょう。
歯の色が薄くなってきたのは酸蝕歯かも
歯の色が人より薄い・・・?
歯が透けているような気がする・・・?
これはもしかしたら酸蝕歯(さんしょくし)かもしれません。
最近の健康ブームで野菜ジュース、お酢のドリンク
スポーツ飲料などは実は歯にとってはあまり良いものではなく、
酸性のもの。
つまり歯を溶かしてしまうのです。
他にもダイエットを意識しすぎて嘔吐を繰り返している人も
胃酸によって歯がボロボロになっている方もいます。
酸性のものをそのまま放置してお口の中にいれておくと、
歯が溶けてしまい、様々な症状の原因につながります。
<例>
・歯がしみる
・歯が小さくなる(溶けてしまう)
・黄色くなる(歯の表面が溶けてしまう)
・噛みあわせが変わる
など
まずは生活習慣の見直しとお口の中の状態の把握を行い、
治療を行っていきます。
早めの治療で酸蝕歯の進行を防ぎましょう。
酸蝕歯は自然に治るものではありません。
大人になって歯並びが悪くなった
子どもの頃はそんなに歯並びは気にならなかったのに、
大人になってから歯並びが悪くなってきたような・・
思い当たる方は、「親知らず」が前の歯を押している可能性は無いでしょうか?
最近では生まれつき親知らずが無い方や、
親知らずがずっと生えて来ないという方もいますが、
親知らずが横向きに生えている方は要注意です。
歯と歯の間の空間に余裕がなくなることで、
横の歯がギュ〜ッと押されて歯並びが悪くなることがあります。
もしも大人になって、歯並びが変わってきたという方は
レントゲンで親知らずの有無を見て、
どのような向きで生えているのか、
抜くタイミングや歯並びへの影響も確かめることをおすすめします。
12/29(木)〜1/4(水)までお休み。1/5(木)から診療開始
冬の寒さも強まってきました
皆さん風邪など引かずに過ごされていますか?
2016年も残り少なくなってきました。
今年の年末年始のお知らせです
<年末年始>
12/29(木)〜1/4(水)までお休み
<年始>
1/5(木)から開始
※木曜日ですが診療をしています。
前歯ポロッと抜け落ちた 50代男性
先生、この前食事をしていたら、
歯がポロって抜け落ちたんです・・
抜けた歯を持って来られた50代の男性。
年末が近づくと、年越しはきれいな歯で迎えたい!というご要望なのか、
このようなご相談が増えます。
歯が抜け落ちたというお悩み。
多くの原因は、歯周病です。
残念ながら、
すぐに治るというものではありません。
なぜそのような状況になったのか、
原因を解明し、治療計画を立てて、
歯を支える土台をしっかり治すことから始まります。
健康な状態で歯を入れないとまた同じことの繰り返しになる。
それではいけません。
もう一度苦しい思いをしないためにも基礎をしっかり治していきましょう。
実は50代の方で奥歯が抜けて、
前歯とは違い、
人から見えづらいから・・・という理由で
放っている方も多いという実情です(泣)
しかし、放っておくと健康な隣の歯や
お口全体の環境を悪くしてしまう一因にもつながるので、
放置は避けて頂きたいです ><
抜け落ちる前に定期的に歯の状況をチェックしていきましょう。
子どもが口をいつも空けている・・・放っておかないで
お子さんで口をポカーン( ゚д゚)←と空けているを見ると
ついつい心配になってしまいます。
ご来院いただくお母さんからも
「うちの子、口を空いていることのほうが多いんじゃないかと・・・」と
ご心配のお声も頂くことも多々あります。
どうして口を開いている状態なのか?
というときちんと理由があります。
口を閉じられない理由があるから。
個人差はありますが、
よくある理由が次の2つです。
→口を閉じようとしても、歯が出ているので閉じられない。
→唇の筋力が弱くて唇を閉じられない。
お子さんの口が無意識のうちに、「( ゚д゚)ポカーン」としているのは、
ゲームをしていたり、テレビや本を読んでいる時、
その時が口元が一番リラックスした状態。
ですが放っておくと、
歯が出てきてしまったり、(口唇で歯を抑えることができないため)
歯が出てくることで下唇を切ってしまうたり、
様々な支障が出やすくなります。
お子さんが口呼吸をしているときは、
小さいうちから親御さんが声をかけてあげることも
一つの改善につながります。
本人が気づかないことのほうが多いので、
お母さん・お父さんも一緒にお子さんの将来の歯を守っていきましょう。
2017年の木曜診療日を更新しました。
2017年の木曜診療日をアップいたしました
上記日程の木曜日は診療を行っておりますので、
予めお電話でご予約・お問い合わせの上、ご来院ください。
乳歯の虫歯、どうせ抜けるから・・は危険
昔に比べ、おうちで行う歯のケアがよくなってきたことで
虫歯のお子さんはずいぶんと減りました。
ごくまれに、こんなご質問をされるお母様がいます。
「子どもの歯は乳歯だから虫歯で放っておいても抜けたら大丈夫なのでは・・・」
答えはNO!!
虫歯を放置したままにして、子どもの頃の早い時期に歯を失うと、
その後に生えてくる永久歯の歯並びの乱れにもつながることもあります。
虫歯は菌によっておこります。
放置したままで永久歯が生えてくると、
新たな虫歯や歯周病で永久歯を失う環境にもなりかねません。
ひどい場合は、虫歯を長年放置したことにより
感染症が起きて頬がボンボンに腫れてしまったということもありました。
抜けるから・・・・という理由で、
虫歯を放置してはいけません。
きちんとしたメンテナンスとお手入れ方法が永久歯が良い状態で生えてくる環境の第一歩です。
イタイ・ツライ・嫌な思いをお子さんにもさせないように
親御さんも一緒にお子様の口内環境を守っていきましょう。
口臭のキツさで第一印象を下げていることも・・
歯の黄ばみ・汚れや歯並び、
見た目に関するお悩みは年々増えていますが、
この2つを押さえて、増えているお悩みがあります。
「口臭がキツイ」
確かに、歯並びが良くて真っ白で美しい歯でも
近くで会話をした瞬間・・・うわぁ・・・(゚д゚)!
となっては元も子もありません。
口臭というのは本人ではなかなか気づかないもので、
なかなか人にも「口臭キツイよ!」というのは・・勇気がいりますよね。
(家族でも指摘するのは気を遣う・・・)
虫歯や痛みがなくても定期的な健診で
口臭の原因となる歯石や汚れを取ることも
第一印象を良くすることにつながります
(歯の健康にももちろん最適)
定期的なメンテナンスで健康な口元と
爽やかな息もケアしていきましょう♪
ピッタリ合っていない銀歯の危険性
10月に入り秋の気配もうっすら感じられる気候になってきましたね
年末に近づくにつれて、
歯のお手入れをする方も増えてくる季節です。
(年末年始は健康な歯で過ごしたい時期ですもんね)
さて、その中で特に多いご相談が『被せ物』です。
以前保険診療で治療した銀歯がピッタリと歯の形にあっていなくて、
その間から細菌(虫歯の原因)が入り、
銀歯を外すと虫歯の温床になっていた・・・・
ということがあります。
被せ物を変えたから「ハイOK!」ということにはならず、
根本的な菌を取り除く治療をした上で、
ピッタリと合う被せ物をするという手順が必要となります。
長年放置していると、
歯の根っこまで菌が増えてしまい、
最悪の場合、歯を抜かなければならないことも・・・。
そうなる前に、定期的にメンテナンスをして
健康な口元を保っていきましょう。